CLIENT | Hirohumi&Humi |
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DATE | 2015.4.19 |
CONCEPT | ご先祖様からの心を受け継いで |
COMMENT | 3月で僧侶になる修行がおわる新郎Hirohumiさん。その時期を待って4月に自宅のお寺で結婚式をしたいんですと新婦Humiさん。『最初は自分たちで出来るかな~と思って、準備をしていたら結構大変で…分からないことだらけで・・・』そんな出会いから始まったおふたりの結婚式準備。仏前式を迎えるにあたり新郎さまと修行をされたお寺のご住職さま。さらに、実際にご実家で挙式を執り行われたHumiさんのお父様・お母様からの力強いサポートも。モチーフ「鶴」に受け継がれている歴史とご両家の想いを込めて…。おふたりの決意、息子・娘を想うご両親の想い、お寺を支える檀家のみなさまの想いが合わさり、とても素敵な結婚式になりました。おめでとうございます!素敵なご家族になってくださいね☆ |
大阪府羽曳野市 曹洞宗天童山大黒寺。約30年前ご両親も同じ御仏の御前で固く誓われた場所。4姉妹が誕生し6人家族となり新たな家族になる。ご先祖様からの心を受け継いで、ご縁が繋がりご仏前で夫婦となることを誓う日。
いずれはHumiさんが譲り受けるお母様の留袖文様は「鶴」。長寿、仲良き象徴、天に続くめでたい鳥=「鶴」に、伝統あるお寺の歴史を継ぐ決意と想いをこめて、色打掛の文様をはじめ、プロフィール&臨席表、テーブルアレンジなどにプラス。
挙式は絡子と白無垢。披露宴会場は煌びやかな天蓋と五色幕がある本堂 於。いつも黒だから…と新郎Hirohumiさんが選んだ紋付袴は白。花嫁さんはやっぱり鮮やかな赤!とお母様、妹様とご一緒に選んだ色打掛。
仏前結婚式とは…
御仏の御前において新郎新婦が将来の固い契りを御仏に誓い合う儀式。美しい心と心の出会い。決して偶然ではなく、私たちも想いも及ばない大きな計らいと深い縁(えにし)によるもの。縁談が整うとは、仏教の「因縁」という言葉に由来しています。御仏に誓う仏前結婚式は、このような仏教的結婚観『おふたりは以前から因縁つけられていて、その因縁が熟してここにめでたく結ばれた』という立場にたって行われる挙式です。
これから継がれるお寺を、お守りくださる神さま、仏さまへ結婚の決意をご報告。それからご両親への感謝を伝える謝辞式へ。ご両親も同じように、結婚式前にされた儀式前のご報告は、仏前結婚式を迎える前のケジメの儀式。
ひとつひとつ焼印を入れた寿升、仏前式の式次第、ペーパーアイテムなど手作り品の数々。おふたりで一体ずつ担当したウェルカムベア、新婦Humiさんのお父様直筆のウェルカムボード。おもてなし一品目は新郎Hirofumiさん手作りの胡麻豆腐が祝宴に華を添えます。
健やかに成長したおふたりの若い身と心には、ご両親はもちろん遠いご先祖からの暖かく美しい心を受け継いでいることに改めて想いをおこし、輝かしい新生活に希望と覚悟をもって御仏の御前で固く誓いあうことに仏前結婚式の意味があります。